松久外吉のチラ裏

主に自分の趣味についてひっそりと書きます

LIVAでChromium OSを走らせてみた

 最近、相次いでChromebookやChromeboxが日本で一般向けに発売された。おかげで無駄な物欲が湧き上がって困る。仕方がないので、Chromium OSを弄って物欲を鎮めることにした。

 昔は、始めから各種ドライバ入りでビルドされた「Chromium OS Lime」を、DELL mini 9 (Inspiron 910) で使っていたのだが、いつの間にか配布停止してしまったようだ。以下の記事を見たら、今現在もChromium OSの最新ビルドを配布しているところがあった。

Chromium OSの手強いところは、デフォルトではメジャーなLinuxディストロの用にドライバが豊富には入ってないようで、上記の記事で紹介されている「Chromium OS Builds」にあったx86版(32ビット)をDELL mini 9で試したら、トラックパッドすらまともに動かない始末。今回は、代わりにECS LIVAで使ってみる。今までの経験から、無線LANは絶望的なので、有線LAN接続を用意した。キーボードとマウスもUSB接続のものを用意。

 LIVAのCPUはIntelの64ビットなので、「Chromium OS Builds」(の、何となくWeekly)から、AMD64版を適当にファイルを選んでダウンロード。ダウンロードした.7zファイルをStuffIt Expanderで解凍。MacUSBフラッシュメモリを刺す。もしマウントされたら、ディスクユーティリティでマウントを解除。それから、解凍した.imgファイルをddでUSBフラッシュメモリに書き込む。

sudo dd if=(解凍したimgファイル) of=/dev/disk2 bs=1m

Chromium OSを書き込んだUSBメモリをLIVAに刺して電源オン。BIOS画面でF7キーを押してブート選択メニューを表示。USBメモリを選択すると、起動した。



起動!スナップショットの撮り方が分からないので、デジカメ写真。モアレが酷い…。



言語を選択。



ログイン。



アプリのメニュー。



設定のメニュー。なぜかディスプレイがオーバースキャンと表示されてる。



Chromeウェブストア。モアレがぁ…。



はてなダイアリー



YouTube。フルスクリーン再生もOKだったけど、音声が再生できてないことが判明。う〜む。


 使い心地は、思ったより重かった。バックグラウンドでダウンロードとかしてると、動作がカクカク。CPUのみならず、足回りのストレージも、それなりの性能は必要そう。そして、(HDMI経由で)音が出ないのにガッカリ。解決方法はあるのだろうか。Googleにログインすれば自分の環境になるのはシンプルで素晴らしい。ただ、やっぱり初めからプリインストールされ調整された製品の方が、ユーザー体験としては上なんだろうな。

あと、iBUFFALO Bluetooth USBアダプター「BSHSBD04BK」が使えて、Apple Wireless Keyboardを接続することができた。

iBUFFALO Bluetooth USBアダプター 3.0+EDR対応 class2 ブラック BSHSBD04BK

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Apple Wireless Keyboard (JIS) MC184J/B

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