先日のMacのシステムパーティションの破損と再インストールでTime Machineに救われて、もっと小まめかつ楽にバックアップを取りたくなって、Time CapsuleのようにAirMacベースステーションにぶら下げたHDD(AirMacディスク)に無線LAN経由でTMバックアップしようと思った。
以下の記事を見ると、どうやらIEEE802.11ac対応のAirMacの最新モデル以外は、今のところAppleは公式にはAirMacディスクへのTMバックアップはサポートしてないようだ。ちなみに僕の所有するAirMac Extreme Base StationはIEEE802.11nサポートの初代。優先LANが100BASE-Tのガッカリ仕様。勝手からしばらくして1000BASE-Tに変更されてた(泣)。
- Time Machine が 802.11ac AirPort Extreme Base Station で使える
- Apple 曰く、AirPort Disk 経由の Time Machine はサポートしていない
ただ、ネットではできてる人が結構いるっぽいので、使ってみたらあっさりできた。MacでAirMacディスクをマウントしてTime Machineのバックアップ先として指定するだけ。すると、AirMacディスク上にスパースバンドル形式の仮想ディスクが作成された。
ただ、最初のバックアップを無線LAN経由でやると時間がかかるので、以下の記事を参考にして:
- AirMacからTime Machineのディスクを外してMacにUSB接続し、中の仮想ディスクイメージをマウント
- コマンドラインから、以下のコマンドを入力して、Time Machineのメニューからバックアップ開始。
$ sudo tmutil setdestination /Volumes/{マウントした仮想ディスク名}
これで、AirMacディスクの仮想ディスクにUSB接続でTMバックアップできた。逆に、このTMバックアップを無線LAN経由ではなく、USB接続で復元する方法については以下のブログに紹介されていた。試してないけど。
Command-RでリカバリHDからブートして、ターミナルを開いて
$ cd /Volumes/{HDD名}/{スパースバンドル形式のTime Machineの仮想ディスクへのパス?}
$ hdiutil attach {TM仮想ディスク名}.sparsebundle
パスとかの正確な記述は実際どうなのかは、よく分かりません。あと、スパースバンドル形式の仮想ディスクは8MB単位の分割ファイルを格納したフォルダで構成されているので、たぶん上記の仮想ディスクのパスは実際にはディレクトリだと思う。試してないので分からないけど。
古いAirMac Base StationでのAirMacディスクのTime MachineはApple非公認なので、怖いから当面は以前からTime Machineとして使ってる、もう1台のHDDでUSB接続オンリーの運用している。