ついにMacのCPU変更が発表されたので、個人的に思うところを書く。とりあえず、Appleにとってリスク決して小さくはないよね。それでも未来に賭ける保守的にならないAppleに好感を持っている。Appleのみならず、ついていくユーザーにもコストとリスクを取らせるのだから、“Apple Silicon” Macを革新的でものすごい製品に仕上げて欲しい。この大改革に対する僕の懸念はというと…。
まずは、Mac Pro用にプロが満足できるパフォーマンスを出せるハイエンドCPUを作れるのか?IntelやAMDを超えるCPUを妥当なコストで作れるのか?という点。高性能モバイルSoCでは実績があり、Mac Pro用なら消費電力や発熱は制限が大幅に緩和されるだろうけど、心配だなぁ、と思ってたら、大丈夫そうだ、という記事がちらほら。ベンチマークまで。
素人考えだと、GPUはディスクリートの方が性能を上げられそうな気がするけど、AMDやNVIDIAのものを搭載したりできるようにするのだろうか。
Boot Camp/仮想化ソフトでWindowsが使えない問題。一般人は大丈夫だろうけど、業務で使ってるユーザーは一部離れるだろう。ただ、Windows PCは安価に入手可能(性能に拠るが)、個人的にもBoot Campはほとんど使ってないので、影響は限定的?逆に、iPhoneやiPad用のアプリが使えるというメリットも。とは言え、僕のような古いタイプのオサ-ンユーザからすると、Windowsが使えないことの方が影響が大きいように思えてしまう。ま、革新のためならそういうところを切り捨てるのが、Appleの哲学でもあるのだが。
一番ショックだったのは、ついに我が愛機MacBook Pro Retina (2012 mid) 15インチが次期macOS Big Surのアップグレード対象から外れたこと。セキュリティ面でもサポートされるのはあと1~2年?メインマシンでセキュリティサポートがないのはつらいので、買い換えなきゃならないが、移行期にぶつかるので悩ましい。あ、旧環境保存&Windows10/Linux運用で旧機種手放さずに買い増しかも。MacBook Pro購入当時、松・竹・梅クラスのうち、松にメモリとSSDマシマシで買ったのでまだ十分使えるのでもったいないなぁ。GeekBenchだと、今使ってるiPhone XやiPad Pro 10.5インチとトントンな性能だったけど(汗。とか言ってたら、完全にオブソリート製品になったとか。