ちょっと前に家電屋店頭でiPhone 6と6 Plusを触ってみたので、今更だが感想。いや〜、iPhone 6はともかくiPhone 6 Plusは本当にファブレットだな。考えてみたら、真面目にファブレットを触ること自体初めてだった。ファブレットって、どう言う客層を狙ったものなんだろう。やっぱり、スマートフォンとタブレットを(下手するとPCすらも)1台で賄おうという人たちだろうか。あとは、女性とか手が大きくなくて、従来のiPhoneでも両手操作がメインの人たちとか?Appleはホームボタンのダブルタップでスクリーン表示を半分下にスライドさせる「Reachability」をiPhone 6と6 Plusに実装してるけど、Plusに関しては、横幅がすでに片手では届かないので、やっぱりこれは両手で使うのが正しいと思う。
4.7インチのiPhone 6に関しては、成人男性の自分の手では、8割方は純粋な「片手操作」で行けそう。残り2割は「Reachability」でカバーできると思う(両手使ってもいいけど)。
自分は複数台使い分けOKなので、ファブレット不要。移動中、電車内で片手はつり革に捉まりながらの操作が多いので、片手で操作できる機動力は重要。今回は見送るけど、自分が買うなら4.7インチだな。
スクリーンの大型化に関しては、なるほど、と唸るような「Appleらしさ」(斬新さ)みたいなものは感じられない。市場のトレンドを見ての無難な路線修正って感じ。もちろん、ユーザー体験を損なわないように慎重に準備したんだろうし、実際、モノとしてのクオリティはさすがAppleだけど。
初代iPhoneが発表された時は、「あんなデカい携帯電話、誰が使うの?」なんて揶揄されたが、今や従来のiPhoneは小型な部類になってしまった。世の中のスマートフォンの用途が「携帯電話」から「モバイルコンピュータ」へと用途が変わってしまった結果だろう。よってiPhoneの大型化は必然だった(ってあちこちで言われてるようで)。で、実際、売れてるようで、噂サイトとか見ると、Plusを増産している模様。
そのうち、「iPhone mini」と称して3.5インチを復活させたりしてw。