「海神編」終了。妖精の島にはいつ着くんだろう。っていうか、完結できるのかこのマンガw。あの子どもの正体は?
まあ、「黄金時代」編がこの作品のピークだったとは言え、その後もそれなりに面白かった。ただ、「千年帝国の鷹」編以降、魔法や狂戦士の鎧が絡んでから(あと、旅仲間が出来て?)は、ちょっと期待値を下回ってる。
ファンタジーって魔法など非現実的な「嘘」を物語の設定に使う訳だが、巧く使わないとその「嘘」が「白々しい嘘」になってしまう。「千年帝国の鷹」前までは「嘘」に説得力があり白々しさをあまり感じなかったのだけど、敵として出てくる強大すぎる化け物とそれに対抗する為に必要な狂戦士の鎧とか便利な魔法などの「嘘」が、物語のリアリティというか説得力を損なわせている気がする。「魔法」の設定が物語の流れ的に不連続な感じで説明臭く導入されたのが特に良くなかったかも。魔法で急激にファンタジー度が上がった。魔法などの「便利な」設定は、敵側に導入される分にはまだ良いのだが、主人公側に導入されるとチートっぽく感じる。あと、全身を覆い尽くしてしまう鎧って、何だかガッツらしくないんだよな。
なので、「千年帝国の鷹」以降、ちょっとダレ気味。そんな中で、番外編の過去のガッツの話とかはちょっと新鮮っつーか久しぶりな感じで良かった。そして、リッケルト再登場&新生鷹の団と遭遇。平和な生活から、また物語に巻き込まれていくのか?
- 作者: 三浦建太郎
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2013/03
- メディア: コミック
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