『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観た。遅刻して最初の方を少し観そびれた。orz 今までのテレビシリーズをなぞる展開からかなり違う急展開で面白かった。しかし、後半は思わせぶりな台詞で説明された超展開でちょっと置いてけぼり感。前作からのブランクもあるので忘れてる設定とか用語とかのせいで、さらに理解不足が加速した。「リリン＝人間」ってのすら忘れてたw。まあ、実は単純な展開なんだけど、描き手がハッタリかまして難解にしてるだけかもしれないが。とはいえ、自分は結構頭が悪いのか、ややこしい設定の物語を追うのが下手だったり、物語の解釈が（他の人と比較して）明後日の方向だったりするので、置いてけぼり感はそのせいかも。以下、ネタバレ含む感想。まあ、基本分け分からんかったので、できれば来月くらいにもう1回観に行きたい。
自分がサードインパクトを引き起こしたことで自分で自分を追いつめてしまうシンジは可哀想だが、それでテンパったせいで、せっかくカヲル君が止めたのに突っ走ってフォースインパクトを引き起こしかけるのは、うおおぉぉ、ちょっと落ち着け！と思った。自分の息子に大量殺人（？）の大罪を背負わせるゲンドウもﾋﾄﾞｽ。カヲルの言っていたロンギヌスの槍とカシウスの槍を手に入れると13号機で世界を修復できる、その他、突然降ってくる設定が多いのは好きになれない。自分的には物語は最初にある程度、作り手が物語のルールを開示して、その上で物語を展開して欲しいので、奇跡とか後付けルールとか出されると、物語に説得力を感じなくなる。あとは、何だかよく分からないもの（リリスか、あるいは旧作の巨大綾波のボディ？）に刺さってる槍を抜いたら13号機が覚醒してフォースインパクトが起きた？で、自ら13号機に槍を刺したら止まったと。そしてそれがゲンドウの意図通りだと？結局それは人類補完計画通りなの？ゲンドウが何か変更した？ゼーレの死もよく分からん。第1使徒の第13使徒になった？うーむ、謎だらけ。いちいち分からないんだけど、じっくり考える暇もなく、物語は進むから、そこで思考停止。それにしても予告のアレは弐号機と8号機のニコイチか？w まあ、激しく破損してたからなぁ。
