問題は認識しているようだ。
Appleがマップについてコメント 「より良くするために懸命に取り組んでいる」
どういう判断でこの状態でリリースしようと思ったんだろうか。
故Jobsが築いたApple独特のカルチャーや独裁的組織構造の弊害(あるいはそんなクセのある組織からJobsがいなくなった弊害)じゃないかと心配だ。マップのクオリティがヤバイのは使ってみれば分かると思うんだけど。それに、Appleのトップマネジメントは、某社の自社製品を逆さに持つ偉い人と違って、自分達で製品を使う人達のはずだ。やはり、アメリカの地図だけはもっとマシなレベルで、アメリカの地図しか使ってみなかったのかな…。故Jobsの元側近達は、何のかんのでそれなりにJobsと正面切って議論ができるくらい気持ちの強い人たちだとは思うけど、それより下の人たちはやっぱり自由に発言できないのか?それとも単にテスト工程がいい加減すぎる?
ところで、やらかしたのは、やっぱりAppleっぽい。
こちらの「ちずらぼのちずらぶ」さんの『Apple地図について』から。
ただし、これは地図であり、本来間違っていてはいけないもの。
状況によってはシャレですまない話でもあり、この状態で恥ずかしげもなくリリースしたAppleの問題意識の低さを糾弾するとともに、猛省を促したい。
まず地図データと地図編集・地図デザインはまったくの別物であることを理解する必要がある。
提供されるベースデータは一般的に線や点でしかなく、そこにはデザイン的要素は含まれない。
インクリメントPも同様で、同社がいかに地図作成能力が高いかは自社製品であるMapfanを見れば明らかだ。
つまりり、問題は地図の仕様を決め、編集したAppleサイドにあることになる。
う〜ん、まあ、過去にもとんでもないミスをしたことがない訳じゃないけど…Appleの終わりの始まりでないことを祈る。