宇宙戦艦ヤマト2199 ー 今日観たアニメ
宇宙戦艦ヤマト2199 第1巻
多少現代的アレンジになった「ヤマト」。古代進も熱血風味は少し抑えめ。何たって声優が小野大輔だもんな。森雪は何か久々に声聴いたぞ桑島法子。GIRLS BE時代にファンでしたw。キャラデザインもちょっとかわいくなった。女性キャラが増えたな。まあ、オリジナルが異常に少なかったけど。森雪だけでどんだけ仕事してんだとw。まあ、オリジナルへの忠実度にはこだわってないので、作品として面白ければそれでいい。
戦闘シーンの映像はさすがにカッコ良かった。さすが最近のCG技術。
ただ、「ヤマト」のバックグラウンドにある精神性に少々時代遅れな匂いがする。古代守が沖田十三を守るために敵陣に突っ込むときにもっと「やむを得ない」感を出して欲しかった。守や守の部下たちが船乗りの歌を歌いながら戦うシーンが「死ぬことを喜んでいる」ように見えて、昔ながらの特攻の賛美の匂いがして古くさいと感じた。もちろん重大な意味のある、あるいはしかたのない自己犠牲は尊いと思うけどね。また、沖田が宇宙放射線病を押して、ヤマトの艦長として出発しようとするところを土方竜に指摘され、死んでもやり通す覚悟を示すシーン。イマドキの組織運営の考え方だと、重要なポストに病人を据えるのはどうかと思う。精神論的な、不合理な自己犠牲を賛美してないか?
あと、「カンチョウ」のアクセントが気になったw。
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